子守唄

ねんねんころりよ おころりよ

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どこに行ってもダメなのかもしれない。環境がダメなのではなく、もうわたしがダメなんだろう。適合できない社会を捨てる勇気があれば、もう一段階自由になれるのだろうか。明日が来るより怖いことなんてない。社会を恨みそうになる。世の中への恨みでとんでもない事件を起こしてしまう人の気持ちが、少し分かる。それでは何も解決しない。その事実がストッパーになるだけだ。我慢比べがいつまでできるかということなんだろう。全部捨てて好きなことしようという気持ちにもなれない。もう疲れた。