子守唄

ねんねんころりよ おころりよ

4/17

日記には鬱々とした気持ちを書かないといけないような気がするのはなぜだろう。浮かれるようなことがあっても記録に残すとそれが終わった時に辛いからだろうか。元来幸せに向いていない。

仕事と恋愛と生活の三本柱が、今完全にバランスよく立っている。どうせそう長くは続かないと思うので記録しておく。待ち続けたその日々の中にいることがとてつもなく怖い。時間が止まればいいのにと思う瞬間がこんなにすぐ来るなんて思ってもいなかった。今日はいい日でしたねと言おうとして、本当の私はこんなんじゃないと叫びたくなる。地べたを這いつくばって泣き喚いていないと自分じゃないような気がする。春の陽の中で微笑む私を愛されても困る。私、全然、そんなのじゃないのに。思うことが多すぎてよく分からなくなって、できれば今死にたいと言ってしまった。笑って流されて腹が立った。泣き喚く私も愛してくれ。でもあの日々にもう二度と戻らないなら、泣き喚く私にも会わなくて済むなら、そのほうが絶対いい。

このまま楽しくやっていきたいという気持ちと、今全てが終わったらいいのにという気持ちがいつも喧嘩する。生きている限りずっと私はこのままな気がして、まだ自分を許せない。