寒くなると煙草が吸いたくなる。
暗いところで一人で煙草を吸っているとありえないほど体調が悪くなってきてたちまち吸ったことを後悔するのだが、ついやってしまう。こんなのを自傷と呼ぶほどピュアではなく、そんなもの言ってしまえば生きてるだけで自傷である。また主語が大きいと怒られる。
未練がましく何度も約束を繰り返しては相手も同じものを糧と呼んでくれることに安心する。終わるその日を見ないようにしていつか終わってしまってから散々悔やむのだろう。
くすんだ目元や荒れた手が美しいのはこの身体でここまで生きてきた何よりの証だからであると今日は素直に思える。あなたもわたしも。
日記と呼ぶには曖昧で詩と言い張るには具体的すぎるこんな文章に居場所はあるのだろうか。どこにもないからここに書いているのだろうか。