子守唄

ねんねんころりよ おころりよ

2024/02/27

爆風スランプの大きな玉ねぎの下でという曲名をラジオのお便りで初めて知って、その次の日にまたテレビで見かけた。インパクトのある曲名だったので覚えていた。2回連続だったので気になって聴いてみたら武道館がテーマの曲で、東京に住んでいないのにそれが…

2024/02/25

どうでもいい夢ばかり見る。 人生を賭けた恋があっけなく終わってしばらく経つ。もう少し未練が残る予定だったが、驚くほどスッキリした気持ちの日が続く。通勤中の車内で、仕事終わりの風呂の中で、夜中のベッドで、いきなり号泣することもぱたりとなくなっ…

2023/10/01

他人を信じてたつもりだったけど、いざ裏切られたら最初から信じていなかったような気がしてきた。いやそんなことはないけど、他人を信じてる自分を信じてもいた。二重に裏切られた気持ち。 秋風をたまに感じるようになり、毎年秋から冬はメンタルの調子が悪…

12/20

仕事が終わって携帯を見ると、暗黒の学生時代を過ごした灰色の街から不在着信が入っていた。一瞬まさか大学か!?まだ何か用があるのか!?と身構えたけど、調べたら眼鏡屋だった。全く心当たりはないけど一応折り返してみた。1回なら間違いかなと思うけど2…

12/19

彼氏に「君は毎年違う場所にいるね」と言われて笑った日のことを思い出した。やっぱり?そうだよね?と思った。頑張ってる証拠だよと言われて、それは自分でも全然分かってたけど嬉しかった。 母親とご飯を食べに行って、彼氏の話になって、「あんたは彼氏く…

11/1

https://t.co/Dtw29I7aHB 去年の自分が言っていたことを見て、ほらねと思う。やっぱり今年も、去年とは全然違う場所にいた。 去年の自分が思ってもいなかったこととして、まず仕事を変えた。そしてもう一つ、新しい挑戦を始めた。5年ほどかかる長い挑戦を始…

7/17

やっと心療内科に行けたけど案の定わたしは病気じゃなかったので全部自分で引き受けるしかなくなった。話を聞いてもらってお金を払って爪の先ほどの錠剤をもらうのは健康ではないし、健全ですらない。歩き疲れたので休みたいです。あんなに欲しかった自分の…

6/8

気持ちのしんどさだけで死ねたらいいのに。掴んだ藁はめちゃくちゃ脆くて、今日も病院の予約ができなかった。初診すら突破できない。3週間先の予約を呑気に待てる人間は、心療内科に行こうと思わない。

6/7

どこに行ってもダメなのかもしれない。環境がダメなのではなく、もうわたしがダメなんだろう。適合できない社会を捨てる勇気があれば、もう一段階自由になれるのだろうか。明日が来るより怖いことなんてない。社会を恨みそうになる。世の中への恨みでとんで…

3/18

2年勤めた会社を退職することになり、今日が最終出勤日だった。 辞めると公表してからみんなが優しくて複雑な気持ちになった。いつもそうしてくれよと思った。でもたぶんそれが当たり前なんだろう。あんなに泣かされた上司なんか特に腹が立つほど優しくて、…

1/24

ふと昔書いた日記を読み返したくなり、立ち返る場所があることは幸せなことだと思った。一年もあれば色々なことを簡単に忘れてしまう。思い出したので書いた。 転職活動のようなことをなんとなくしている。環境を変え続けないと気が済まない性格なのだと思う…

2021.11.01

未来の自分によく手紙を書いていた。何かの節目の日じゃなくて、ふと思いついた時にその辺の紙に書いて、机の引き出しにしまっておく。すっかり忘れて半年後くらいにたまたま見つけて嬉しい気持ちになる。案外何を書いたか忘れているもので、手紙より日記に…

実家の横のラーメン屋が閉店した

実家の横のラーメン屋が閉店した。実家が実家になるのとちょうど同じころにできた、中国人の一家が営むラーメン屋だった。緊急事態宣言が解除された隙を見計らって細々と食い繋いでいたようだが、ついにコロナ禍には勝てなかったらしい。同じ地域に住む会社…

6/16

最後に日記を書いたのが1ヶ月前だった。毎日がものすごいスピードで過ぎ去っていくのに自分は何も変わらないことに焦る。この数年、周りと自分を比べていつも泣いているような気がする。 仕事を始めて1年と少し、今朝初めて寝坊をした。起きて時間を把握した…

5/21

雨のベランダに出て煙草を吸う。遠くで踏切の音がして、その反対側では新幹線の轟音が聞こえる。大きい道路をたくさんの車が駆け抜ける音がする。手を伸ばすとぬるい雨が当たって、霧で白んだ空に煙草の煙が消える。振り返れば田舎のワンルームは煌々と明る…

5/20

一人暮らしを始めて明日で1週間が経つ。始めてと書いたけど学生時代も4年間は一人暮らしをしていたはずで、でも経験と言えるほど大した生活はしていなかった。どうやって暮らしていたかあまりにも覚えていない。毎日それどころではなかった。あと実は4年間の…

5/9

書いたことすら忘れていた、一昨年の年末ごろの日記が出てきた。読み返してみて、あまりの荒れようになぜか少し落ち込んだ。進路のことで迷いに迷って再チャレンジするもうまくいかなかった4ヶ月ほどの日記。最後の言葉はぐちゃぐちゃの字で書き殴った「消え…

5/6

過ぎ去った日々を思い出すことがあまりなくなった。最近は遠い将来のことをよく妄想する。現実からはいつでも逃げたくて、その行き先が過去から未来に変わっただけだ。会社なんかいつ辞めたっていい。バイトでもいい。自分の食い扶持が自分で稼げさえすれば…

4/22

入社して一年が経ち、次の新卒へ向けた会社の紹介文を書いた。それなりに書けばそれなりに見える。 一年経っても世の中は変わらず、各地で去年耐えた分だけの不満が噴出している。かくいう自分も例に漏れず、相当気は緩んでいる。仕事に押されて思うように文…

4/9

大学2年(1回目)の時に指輪を買った。それがありえないくらいフィットして、アクセサリーの神秘的ともいえる魅力を初めて知った。それからの数年間はずっと右手の中指にその指輪をつけていて、就職した今も休みの日になるとつける。無くても困らないけどあ…

3/30

毎日やりたいことはたくさんあるのに、日々の疲れがそれを押し流してしまう。もう少し仕事に慣れたら色々できるはずと思い続けてもう一年が経とうとしている。精力的に活動している人たちを見てゾッとする。わたしはああなれるだろうか。 最近思いついたこと…

3/24

恋人と将来について真剣に話したけど答えは出なかった。自分の好きなことをするあなたが好きだった。諦めさせるのはもったいない。わたしたちはどんなに泣いても結局自分のために生きることができる。それが嬉しかった。道を違えても責めないでおこうねと言…

3/22

もうここにはいない人の顔ばかり思い出す日だった。強い風に顔を背ける直前に姿が見えた気がして、確かめるのも馬鹿らしいのについ見てしまう。やっぱり誰もいなくて安心する。望み通りそこにいたら満足なのだろうか。誰の顔を思い浮かべたかったのだろう。 …

3/21

気がつけば風はすっかりぬるくなって、嫌でも季節の移り変わりを意識せざるを得ない。来たこともない街にこれから住む人間を目の前に、かけられる言葉はそう多くはなかった。 青春と名付けるに相応しい時を持たないと思っていた。だが気づけば背負っていた10…

3/14

久しぶりに会う友人と久しぶりにギターを握って狭いスタジオに篭った。発表する予定もないのにバンドを組んで楽しいのかなと思ったけど、めちゃくちゃ楽しかった。みんながちゃんと練習してきたのが意外で、コード弾きでなんとか誤魔化したけど、もっと頑張…

誰かへ

毎年黙祷の時間が近づくとソワソワする。1年前に戻れたら、大声で叫びながら海岸を駆け回って一人でも救えたかもしれない。2年前に戻れたら、抵抗する人の手をそれでも引っ張って無理やりにでも高いところへ連れて行けたかもしれない。3年前に戻れたら、4年…

3/10

毎朝、今夜こそ早く寝ようと思うのにどうも達成できない。 一年前に友人に言われた言葉をそのまま違う友人に言った。この人に見せたい良い顔などもはや残ってなくて、どうしても打開したいと言うので、なら何も聞かずに助けたいと思った。去年、遥か遠くに見…

3/6

身の回りで起こる様々なことを許せないことと許せることに分けた時、許せないことの方が圧倒的に多い。生きづらいと分かってはいるが、許せないのだから仕方がない。生きてきた中で人よりも自分は許されなかったことが多くて、そのほとんどは親だと思ってい…

3/5

丸まって眠る犬に本当は全部分かってるんでしょ、とささやくと、犬はわずかに目を開けてまた夢の世界へと落ちていく。わたしが煙草を吸うことを、この家の中では犬だけが知っている。2人の時にしかしない話もいくつかある。普段は呼んでもこないのにそういう…

3/1

出生を憎み親を憎みそれでも生き続ける自分を呪い、ハッピーエンドに感動できない自分を呪い、わたしは他人とは違うとこんな形でしか叫べない自分を呪い、やがて終わらない後悔の日々が来たとしてもそれでもあの日のわたしを救ったのはやっぱり人間だった。…